受けループにおける対応範囲の広さとは
わりと初心者向けに。
私は受け回し系統の構築を組むにあたっては対応範囲の広さというものを特に重視している。
個が元々受けられる範囲の広さ というのももちろん大事であるが
パーティ単位で"広がる" というのが重要だと考えている。
わかりやすい例でいえばラッキー
このポケモンだけでみたら対応できるのはせいぜい積み技のない特殊アタッカー全般くらい。
だが 電磁波や毒々という技があるだけで、ラッキー一個体がみれる範囲だけでなくパーティ単位で存在するポケモンを多数みれるようになる。
つまり受け系統の構築を組む際はラッキーの例のように一個体で対応範囲をパーティ単位で何倍も広げられるようなポケモンや技の採用が望ましい。広げられれば広げられるほど4枠選出の解消や幅広い選出パターンが生まれ、構築の完成度が上がる。
相手の一個体に対してこちらの一個体をぶつけるといったような対策の仕方では、種族値の差や後手から行動する関係から崩されるのは必然。
対面構築や積みサイクルが 能力の足し算なら、受け回しは能力の掛け算だということをお忘れなく。
小さな数値3つ足しても大きな数値に届かないんだから電磁波や鬼火といった×(演算子)がどれだけ重要かわかって欲しい。
六世代であれば ヌオー×鬼火×天然(特性)=ガルーラ
みたいな?
選出画面で考えることは相手の6匹をどう受けるかではなく、相手の6匹の数値をどう削ぎ落とすか(崩すか)。
もし受け回しを使ってて伸び悩んでる人がいたらこのような考え方を頭の片隅にでもいれておくと もしかしたら ちょっと勝てたりするかもしれませんよ^^
こういった考え方でいえばゲンガー対策のみを重視して採用しているバンギラスなんかの採用に疑問を覚えるよね