7世代受けまわしの軌跡(前編s2~s6)
タイトル通り
覚えてる限りのことを記しておく。
※補足してほしいことなどあれば言ってくれれば追記します。
s2
まだ手探り状態で様々な並びが存在したが、同時に新規参入者が受けまわしに対しての立ち回り方や、構築難易度の高さから受けまわしがノーマークになり勝ててしまうといった環境であった。
画像はシーズン2のほぼ終盤のPGLであり、この中の5~9位が全員受けまわしを使っていた。この時期の少し前もレート2150くらいで受けまわし使いが1位に居座り続けていた。
ミミッキュのあらゆる型に対応できるといった点とBDどちらも数値が高く再生力も持っているという使いやすさから、ヤドランより評価され受けまわしに参入した。
このポケモンの突破方法を知らない人は未だに多いのではなかろうか。
このシーズンで2200を突破した私とシーモアさんが使っていた
グライラキムドードヒドゲンガー@追い打ち枠
の並びが誕生した。SMリーグでの一番表的な受けループとなった。
s3
このシーズンの序盤の方に一人の動画投稿者がある並びを使っていた。
そう、ヤミヌケである。
受けまわして勝つことを考えるとどうしてもデンジュモクやカプテテフやオニゴーリを完全に受けられるポケモンがおらず、ゲンガーを投入する形から離れられないでいた受け使いに一つの道が示された。受けられないのなら透かせばいいのだと。
話題には上がったものの結局形にできたのはシーモアさん(8位&9位)だけだったが、ドヒドイデ合わせて状態異常を撒いてネチネチと受けまわすヤミヌケはこの時誕生した。
ほかにもカビゲンやグライドヒドが頭角を現したのはこのシーズンであったと記憶している。
s4
このシーズン印象的だったのはマンダミミグライポリカグヤのようなサイクルメインの構築が上位に多かったこと。単にHDグライ+HBポリのサイクルが強力でさらにアタッカーとしてのボーマンダもしくはメタグロスと呪いミミッキュが非常にマッチしており、後も使い続けられる構築としてここで誕生した。
一方でラッキーが入った受けまわしはこのあたりからめっきり見なくなっていった。
s5
このシーズンもグライポリ系統のサイクルメインの構築が強かった印象。
この時点では激流水zゲッコウガが開拓されておらず、HBポリ2でゲッコウガが止まる環境であったということが強かった要因だったのかもしれない。
ポリ2自体が殴れるポケモンであるためアタッカーと合わせて使いやすかったというのもあると思う。ラッキー系統の受けまわしはほぼ死滅しており、リザxの前でラッキー捨ててゲンガーに託すみたいな使い方してるひとばかりだった印象。つまり開拓不足だった。
s6
特に目立った功績はなかった気がする。強いて言うなら一位がグライポリだったことか。メタいコメントではあるがととねをぃさんとキーマさんはここまでずっと強く前線で戦っていた印象。
※グライポリ系統の構築はあまり触ってなかったのでコメントできることが少なくて非常に申し訳ない。
ここまでがSMリーグなのだが、s4からまったくラッキー系統の受けまわしでの功績がない。要因はおそらく受けまわし自体よりゲンガーを強く活かそうとする人が多くてラッキーのポテンシャルに注目する人がいないかったのと、激流水zゲッコウガがいなかったからポリ2やカグヤでゲッコウガを見れてしまうというのもあって明確にラッキーで見たいポケモンがいなかったのと、例えばカグヤドヒド+@でラッキーの対応範囲をカバーできていたといったさまざまな要因があったと思う。
後にラッキーが開拓され始めて受けまわしのバリュエーションが一気に増えることとなる。
後半へ続く